概要

治験作業中には、命に関わる重大な情報が記載された安全性文書を世界中のお医者様とリアルタイムに共有する必要があります。AOSデータルームでは、安全性文書が確実にお医者様に伝達するための仕組みを二重三重にご用意しております。さらに、直感的に使える操作性や検索機能を充実させることで、医療・製薬業界の情報共有の作業効率改善に貢献いたします。

■医療・製薬業界でグローバルに共有される安全性文書

製薬会社が作った薬を医療機関がテストすることを治験といいます。通常、治験作業は、一つの国だけではなく複数の国で同時に行われます。この際に重要となるのがリアルタイムでの安全性文書を共有することです。

治験中に重大な副作用が発見されることがあります。特に重要な症例が出てきた場合には、実際に治験を行っていくお医者様に伝えて、お医者様がこの報告書を見て、さらに緊急性を要するものなのかどうなのかを判断し、それを世界中で行われている医療機関に通知をしていくのです。

この安全性に関する文書の共有のために、かけられる時間は数日間しかありません。数日間のうちに、同じように治験を行っている全世界の医療機関と情報を共有していく必要があるのです。一方的に情報を送信するだけではいけません。命に関わる情報であり、緊急性を要するため内容を確実に閲覧してもらう必要があるのです。

■安全性文書を確実に共有するための通知機能

治験段階で共有する安全性文書は何百何千にのぼります。その中でも特に命に関わる副作用情報や重篤な内容を書いた文書は確実に治験中のお医者様に伝える必要があります。しかし、世界中のお医者様に個別で連絡をすることは現実的ではありませんし、効率としても良くありません。

そこで、活用できるのがAOSデータルームの通知機能です。AOSデータルームではあるフォルダのファイルが更新されたタイミングでメール通知を行えます。この機能を活用すると、例えば、重大副作用情報専用のフォルダに安全性文書がアップロードされたタイミングで、治験中のお医者様全員にメールで通知することが可能です。

その通知を見たお医者様は、AOSデータルームにアクセスして、送信側がアップロードした重要な安全性文書を閲覧することができます。送信側が通知する手間も省けますし、情報を受け取るお医者様側も必要な情報を優先的に見ることができるので、とても効率のいい情報共有を実現することが可能です。

■送信者側でも確実に閲覧されたかわかる履歴管理

AOSデータルームの通知機能を利用すると、重要な安全性文書を効率よく共有できることをおわかりいただいたと思います。しかし、命に関わることもある安全性文書は治験中のお医者様に絶対にみていただかなくてはなりません。

お医者様に通知するだけでは意味がありません。見ていただいたかどうかが何より重要なのです。AOSデータルームでは、ファイルが閲覧されたのか、ダウンロードされたかという履歴が保存されています。履歴を確認することで、送信者側はお医者様が送信したファイルを閲覧したのかどうかをチェックすることが可能です。

万が一お医者様が送信した安全性文書を閲覧していない場合には、もう一度通知を出すこともできます。AOSデータルームはこのような二重三重の仕組みで、安全性文書が効率よく確実に共有することが可能です。

■医療・製薬業界の機密文書を安全で便利に管理

治験段階での安全性文書はいうまでもなく、医療・製薬業界の資料は外部に漏れてはいけない機密文書ばかりです。AOSデータルームはそれらの機密文書を安心して共有いただけるように、様々なセキュリティ機能をサポートしています。

アクセス制限、ダウンロード制限などユーザー毎に設定できる細やかな権限管理機能。万が一の訴訟の場合にも裁判所に提出できる監査レポート機能。データや通信経路の暗号化、二段階承認、ダウンロードしたPDFへユーザー名を透かしで挿入する機能などです。

もちろん、セキュリティ面だけではなく、欲しい資料をすぐに見つけることができる検索機能や直感的に使える操作性を実現しています。AOSデータルーム多忙な医療・製薬業界の皆様の作業効率改善にも貢献いたします。