2018年 2月22日
リーガルテック株式会社
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2018年2月22日に新刊「APIエコノミー」勝ち組企業が取り組むAPIファースト(弊社代表 佐々木隆仁著)が出版されます。

2/22に弊社代表の佐々木 隆正の著書『APIエコノミー』勝ち組企業が取り組むAPIファーストを、日経BP社様より出版させていただきます。

※これに伴い、日本初のAPI取引所となる、API流通プラットフォーム(開発者のためのAPI支援サイト)「APIbank(エーピーアイバンク)」がオープン致します。同サイトでは、APIを直接購入したり、APIの活用事例を参照したりすることが出来ます。また、API提供・販売者様向けのサービスとして、API流通ソリューション「SOBA(ソバ)」を提供致します。同サイトは、データベースとコンテンツを連携して利用できるようにするもので、顧客管理、分析などをサポートし、開発者および企業は容易にAPIを活用できるようになります。


1-2 ビジネスパーソンにとってのAPI

自社の事業を成長させていくうえで、APIをどのように活用すればいいのか。ここで初めて「API」という言葉を知った人には、急にそんなことを言われてもなかなかイメージが湧かないだろう。しかし、難しく考える必要はない。既存のビジネスに則った視点で、APIやAPIエコノミーを見ていくことは可能だ。

仮に「事業を拡大させたい」と考えた場合、従来であれば「優れたパートナー企業と提携して新しいサービスや商品を生み出し、今までにない価値をユーザーに提供する」といった案が、一例として挙げられる。これは、企業経営における基本的なやり方のひとつといえる。これと同じ方向性で、社とつながるためのファンクションとして自社の機能やサービスをAPIという形で切り出せば、今まで以上に効率的に多彩な企業とのコラボレーションが可能になる。

APIエコノミーの本質的な魅力は、そういった企業同士のつながりを効率的に作り出せる点にあるのだが、この魅力に気が付いている経営者がはたしてどれだけいるのか。現時点では、そう多くはないだろう。しかし、APIエコノミーが拡大していけば、その動きに対応できない企業は生き残っていけない可能性が高い。それくらいシビアな問題であり、APIによって生まれる経済圏は非常に大きなものに成長すると予想される。

ビジネスのコミュニケーションは近い将来チャットに移り変わる

では、今やっている事業をどうやってAPIで切り出していけばいいのか。最終的にはプログラムで「できるか、できないか」というミクロな世界になるわけだが、その前段階としてもっとマクロな視点で議論していく必要があるのは言うまでもない。現在は多種多様なやり取りがインターネット上で行われていることを踏まえると、それを前提として、「APIで事業をどう切り出し、どう利用してもらうか」が、他社とうまくつながるためのカギとなる。

例えば・・・

/||書籍の情報


APIエコノミー勝ち組企業が取り組むAPIファースト

リーガルテック株式会社佐々木 隆仁著・編集協力志田 大輔、丸山 耕二、鳴海 拓也、森野 誠之
出版社:日経BP社ISBN-10: 4822258246 / ISBN-13: 978-4822258245
発行日:2018/2/26第1版 第1刷